「振るんならさっさとしてほしいよ!」

もう毎日のように言う私に
周りの友達は苦笑いだ。

「あ、ウチね。返事どうするか
知ってるんだ〜!」

急にともえがにやにやしながら
話に入ってきた。

「どうせ振られるんでしょ?」


ぶーぶー文句を言う私に
ともえはへへっと笑って
どこかに行ってしまった。

「でもさーここまで
引っ張るなんて可哀想だよね。」

楓が口を開いた。

「でしょでしょ〜
もう悪い方にしか
考えらんないつーの!」

「まぁ大丈夫だよ!」

「もう!他人事だと思って〜」


告白から1ヶ月が経過していた。

中間考査ではやく家に
帰ったある日、
私のけーたいがなった。