翌日からまた今まで通り
毎日めーるをする日々が
始まった。

ともえや周りの友達に
告ったことを報告すると
みんなキャッキャッと
盛り上がっていた。


でも、私には疑問が残っていた。


(返事ってどのくらいで
くれるのかな…?)


この悩みを打ち明ける相手が
私にいた。

同じ塾に通っていた
ごっさんやともえとも
同じ中学出身の、なおだ。

なおもなおで
私と同じ中学だった
優太に片想いをしていた。
お互いに相談しあって
励まし合って頑張ってきた。


ある時なおとめーるをして
恋バナで盛り上がっていると
私はいいことを思いついた。


毎年、隣町で
大きな花火大会がある。

それに、ごっさんと私と
なおと優太の4人で行こうと
思い立った。

なおに提案すると

「ダブルデートだね!」

と喜んでいた。



次にこの話をごっさんに
持ちかけた。

ごっさんも

「いいじゃん。
つか、ナイスアイディア!
実はさ…」


ごっさんによると
優太もなおのことが好きらしく
ごっさんも相談を
受けていたらしい。

(なんという偶然…!)


そのあと優太も花火に
行けることになり
ダブルデートはあっさりと
決まった。


ごっさんと花火に行けることが
私は楽しみで仕方がなかった。