「…ナイショ」








そう小声で言うと美央ちゃんは真っ赤になっていた











「どうしたんだ?美央

りんご飴みたいだぞ?」



「宮地先輩…なんでそこをりんご飴にしたんですか?」




「…ば、そこはノリだよ!」











いつも馬鹿な事いって






そして笑いあって












夢を失った僕が出会ったのは


















「じゃあ今日は卒業おめでとうパーティだ!」




「「卒業してないのに…」」












ちょっと変わった写真部だった