「おめでとう!」


「めっちゃ速かったな!」





「…まあ三位だけどね」









走り終わるとみんなが俺を囲んだ












「すごいよ〜!修司より速い」



「代わりに入れよ、隆二」



「ちょっと!」







そう言って試合の後もこの三人はじゃれあっていた







「…隆二!お疲れ」





「あ、宮地先輩…





と、水沢先輩」












そこには宮地先輩とその影に隠れる水沢先輩がいた