イタル…

私は貴方に物凄く失礼な態度をした。

本当無礼にも程がある。

大体からして

告ったイタルの立場からすれば

『誠心誠意真面目に男女の付き合い』を

一人の女へ申し込んだにも関わらず

断わられた。

ならばその時点で

この話はもう終わり!今のは忘れてくれ!

って普通はそうなるはず。

二人きりの関わり(友情も勿論含む)は

即終了になるのが当たり前。

これまでと変わらず
何事もなく
遊ぶなんて出来ない。

身勝手ながら

私が反対の(告った側の)立場だったら

ほぼ間違いなくそうしていたと思う。

悔しいし顔も見たくない!

第一気まずくて無理でしょう。


恋仲を全く抜きにした

『男友達』『女友達』という関係。

これは

簡単そうで

意外に難しい問題だったんです。


男と女に変わりないのだからね。

恋仲が叶わない男女が
一対一で会うような関係。
賛否が割れるだろうけど
常識的に考えれば
ナシ派が多数かも。

でもイタルはそれを受け入れてくれた人。

「ダメなら友達でもいい!」

そこまで言ってくれた男でした。