「イタル…貴方の私への思いは

今…しっかり聞いたわ。

嬉しいわ…。

女として。…でも私は

男の人と付き合った事がないのよ。

異性から好かれる…

付き合うとか…

そういうのが私には わからない。

だから

そういう関係になるのが…難しい。

ごめんなさい…」

やっと伝えた。

けどかなり歯切れが悪い!

当時の私はいったいどういう

思考回路してたのか

今考えれば全くもって謎なのである。

当時まだ10代だった私だけど。

「わかった!ウン!!付き合おうや~☆」

なんて出来なかったのだ。

イタルに限らず『男』という生きものが

ただただ怖かっただけなのかもしれない

が…。それにしても子供過ぎるわ。

いつまでも「少女」から卒業出来ずに

いた情けない私。