「意味わかんない…」
あの子は何なの…。
「ですよね!でもあたしは…」
「あたしは相太、そのことに気づいていると思うんです」
「…何でそんなことわかるの」
「えっと…幼なじみなんです私達!」
「えっ!?」
「だから…相太が好きな人もなんとな~くですが今わかってきました」
「へ、へぇ…」
ここに来てまで自分の胸がぎゅっとなったことに恥ずかしくなってくる。
「先輩!ガンバです!」
「な、なにが…」
「好きなんですよね、相太の事!」
そういわれると恥ずかしくなってくる。
「相太を目覚めさせてあげてください!」
「そんな…あたしにはムリだよ・・・」
「いえ!」
!?
「先輩にしか…できないです!」
立ちあがってみると窓の外には
下校中の相太君と…七海ちゃんがいた。