「もういいや。」

「へ…?」

「そうですねー俺彼女いますもんねー

 ってことは先輩とはもう会わない方がいいでちゅねー」

急にバカにしてきた口調で話しだす。

…ムカツク。

「そうだよ!もう会いたくないっつーの!」

そこまでは思ってないけど、でも
イラっとしたから言い返してやった。

「彼女いるのにキスとかありえないんですけど!」

「嬉しかったくせに」

「ん、なっ///」

「顔真っ赤っかー。正直に嬉しかったって

 いえばいいのに~せ・ん・ぱ・い」


…むかつく!何かすっごくバカにされてる感が腹たつ!

さっきまでの冷静さと全然違うこの感じ!


…何だったの…よ。
ファーストキス…なのに…


「彼女…いるじゃん」