「あれ彼女なんだ」
「え?」
「あのね、こないださ2人でいるところみたんだけどさ、
いつも校庭でサッカーしてる時とは全然違うなって思った。
冷淡ぽかったっていうか…」
「彩もそう思う?」
やっぱり。他からみてもそう思うんだ。
何だかあたしと話してる時とは違う感じがした。
冷静な感じで。「かわいい♪」だなんて
ペラペラと言わなさそうな…。
「理恵…」
「な、なに…」
彩が耳元まで顔を近づけてきて一言、
「奪っちゃえ」
そういいガハガハ笑いながら自分の席に戻って行った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…