どんどん先輩の顔が真っ赤になっていく。

「先輩、かわいい」

さっきよりも顔が赤くなった。

「な、何言ってるのよ!」

そういって、真っ赤になって
泣きそうな顔で俺に一発バシッと言ってきた。

でも


…やべぇ。

まぢ冗談抜きで、かわいい…っ



そして突き飛ばされた。

「…いって」


「ご、ごめ…」


今のはまじで痛かった。

でも先輩の顔が真っ赤からどんどん

青ざめてったから

これは嘘つかなきゃなぁと思った。

「な~んてな。」

「は?」

「俺、男ですよ?んなの全然痛くないから。

 でも、…………」