もうたのしくて仕方ない。 「な、見てるわけないから!」 …え? 嘘つけ。 わかってるから、こっちわ。 一応自分で言うのもなんだけど俺 学年じゃあ結構モテルんだから。 「いや…嘘です」 「嘘じゃないから!ただいい天気だなぁって 思ってただけだし!」 …それは、きついだろ…。 「俺知ってますよ?」 「な、何をよ…」 警戒しながら聞き返してきた。 俺は楽しくてたまんなくて 先輩の顔にどんどん顔を近付けてく。