「君、大丈夫?ごめんね?」


その先輩の差し出された手に

自分の手をのせると

立ち上がらせてくれた。


「保健室行く?」

友達らしき人が超心配そうに

先輩に訪ねた。


…俺は?


「でもあと少しで授業始まっちゃうし

 わたしが彼つれてそのまま保健室行くから

 彩は先授業いってて。」

「うん…わかった…」


その人は次の授業場所へと向かって行った。


何も話ださない先輩に呆れ俺から話しかけた


2人で保健室へいく。