「相太…何かあそこで

 お前の事見てる奴いるぞ…」


中学生になり2回目の夏が来た。


ムンムン蒸し暑いが


今日の体育がサッカーだったため

やる気は満々だ。


そんな時友達に言われた一言で


サッカーを一時中断し

友達の指さす方を

みてみる。


「どれ?」

「あれだよ、あの…3階のA組の場所」


指定された場所をみてみる。


「本当だ…」


そこには授業中にも関わらず

チラチラとこちらをみている

女…先輩がいた。