「あ…」

やべぇ、資料置きに行くの忘れてた。


「ちょっとちょっと~大丈夫?」

「…だいじょばねぇ」

「へぇっ?」

「…んでもねーよ」



“夏祭りの日7時に河原の橋のしたで待ってる”

先輩は…行くのかな。

行かねぇ…よな。




「そうだ、相太!」

「んあっ?」

康と数名の男女がニコニコと近づいてきた。


「…な、なんだよ」

「行くよね!もちろん♪」

「・・・どこにだよ」

「決まってるじゃん夏祭りだよッ☆」

キャハキャハと女子達が喜んでいる。

「…まあ」