家を出ると、中学から仲良しな明美が待っていた。

「七海、ぉはょぅ!」

『明美、ぉはょ~!』

明美は、明るくて元気だけど、派手でもなく地味でもなく普通の女の子。

いろいろ話してるうちに学校へ着いた。


学校へ入ると、廊下にクラスが書かれていた。

「あたし、1-B。七海は?」

『あたし、1-A…』

『明美と同じクラスが良かったな…。』

「でもさ、クラス隣だし、休み時間に話そッ。」

そう言って、明美は教室へ入って行った。