ガラッ



「未海…」



「お、愛じゃねーかよ。未海は寝てるぞ。」



「何分してた?」




「二時間だけど」



予想外なんだけど…。



いつの間にか涙が流れてた。
苦しくって苦しくって可笑しくなりそうだ。




「俺と浮気する?」



は?
男同士でなに言ってんだよ。




「するわけ…」




返事する前に悠太センパイに
口を塞がれた。



そっち系に走るつもりなかったけど
走ってみるよ。
一時だけ。



「んっっ…ふ…悠太…っ」



「俺の事好き?」




「悠太…を…っ?」



「うん」



「好…き…っ」



悠太を一時感じていた。
まさか浮気相手が同じなんて思っていなかった。