「あっそういえば、高校に、超イケメンがいるんだって!!」

『え!?本当ぉ~?』

「本当だよ!…あ!ほらほら!あそこ!」

指さされた方をみると、女子がキャーキャーいいながら群がっていた。

その中心には誰かいる。

「ちょっと行ってみよ!」

『えっちょ…』

私は手を引かれ、半強制的にその群の中心に連れて行かれた。