その瞬間。とてつもない寂しさに襲われて。

チラッと後ろを向いた。

そしたら、君が。

「また会おうね!流華ちゃん!」




私は今まで感じたことのない胸のドキドキと嬉しさに不思議になりつつ、家に帰った。



悠ちゃん、この気持ちはきっと…
きっと恋だったんだろうね。

悠ちゃんはあの公園を今も覚えていますか?

私は今もちゃんと覚えていて、たまに行くよ。

2人が出会ったあの場所。

あの場所に行けば、また悠ちゃんに会える気がして。

…会えるはずなんて、ないのにね。