玄関を覗くと


「………!!」


「おはよ」

「ぇ…あ、おはよ」

「何で出てこねーの?」



「あら、恋菜出てこれないんぢゃなくって出れないのよねー!だって……パ」

「あああああああ!だめ言っちゃだめ!」


「そういう事か、パジャマ」


そう言いながら翔が私を指さし笑った。