―次の日― 今は現文の授業だ 昨日の消しゴムのことを思い出し 彼女がしたように俺も手紙を書いた 渡すタイミングをはかっていたら 美桜が今にも眠りそうだった やばいと思ったら 手が勝手に机の上に置いていた 一瞬驚いていたが 手紙を読み始めた