美里と別れて教室の前にたつ…
(どーしよ…緊張で手がふるえるよ-)
『なに怖い顔でたってんの?』
(へっ?わたしに言ってんの)
そっと振り向いてみる…
『ねぇ 入るの入らないの?』
そこには身長が高い男の子が少しわたしを睨むようにしてたっていた。
『キミさぁ すっごく邪魔なんだけど』
わたしはハッとした
『す、すいません』
わたしが道をあけると満足そうな顔して
『気をつけろよ』
っと言い残し教室に入っていく。
彼が横を通ったときにちょっぴり甘い匂いがした…
(いい匂い…-)
これがあなたとの出会いだった。