うわぁ!

玲くんがすっごく近い!

「ううん!大丈夫!」

ちょっと不安そうな玲くんの顔が笑顔になった

「じゃあ行くか」

玲くんは傘置きから1本の傘を取った

「あの、迷惑じゃないですか…?」

私はおずおずと聞いた