*** そんな昼休みが過ぎて 放課後です 待ち合わせは靴箱 私は鞄を抱きしめて、靴箱に体重をかけて玲くん待ち いつもは結んでいる髪を、智美ちゃんのアドバイスで結んでいない 「変じゃないかな…」 いつもと違うから不安になる 「ごめん。遅れた」 玲くんの影が、私を包み込んだ