まだ授業は終わったばかりだから鍵も空いていた

「空いてたな。話って?」

「咲斗は好きな人いるか…?」

いるよ
ずっと好きなんだ
「ああ…」

「そっか…。俺ッ奈緒が好きなんだ」ドクン!
心臓が跳ねた

やっぱりな…
知ってたけど心の何処かで疑ってたんだ