「咲斗」

「おお。話って?」
知ってる
裕也が何を話したいかなんて
だが知らないふりをした
冷静になりたかったから


「教室は人がいるからどっか行かねぇ?」
「そうだな。んー…体育館ならまだ空いてるかもな」

「じゃあ体育館で。」