私達は散々遊んで家に向かった

「じゃあねー!」
「また明日ね」
「ばいばーい!」


そして家に着いた。

プルルル
「ん?」
電話だ…誰だろう?

「もしもし…?」
「もしもし!奈緒?歩美だよ!」
歩美か…彼女は同じクラスで
特に親しいという訳ではないが
たまに話している仲だ。

「歩美かあ〜どうしたの?」
「あのさ、いきなりなんだけど4組の浜口裕也って知ってるー?」

浜口裕也というのは咲斗達のグループにいてかなり目立っていた
学年で知らない人はいないだろう「うん…知ってるけど…?どうして?」
「なんかー裕也が奈緒と仲良くなりたいんだって!だからさあメアド教えてもいいかな?」


「でも私浜口君の事よく知らないし…メアド教えるのはちょっと…」
「そっか…いきなりごめんね!裕也には言っとくよ」
「うん…ごめんね…」
「ううんまた明日ね!」
「ばいばい」