その後俺は先生に言われたとおり職員室に行った。





「新藤、お前もう少しまともになれ。」




「あーわかりました。」





「確かにお前の親から巨額のお金を寄付していただいたから自由にしていいけど…」





またやりやがったよ。俺が嬉しがるとでも思ってるのか?あの糞親父。





俺の親父は必ず学校に巨額の金を寄付する。





だから先生やもちろん生徒は俺にびびって近づいて来ない。




しかも空手もしているし仕方ないか…





「先生もういいだろう。」




「おいまだ話し終わってないぞ。」




「あぁ?なんかこれ以上文句あるんですか?」




「いや。すまんな…もう帰っていいぞ」



こんなもんかこの学校の先生も。



俺はため息をついて職員室を後にした。