この高校には空手部があるらしいけど、俺達は昔から通ってる道場に行くことにした。





仁は昔一緒に空手していたけど怪我をして辞めてしまった。





俺的には、また初めてほしいけどなぜか仁は空手をしない。




だから今は俺が空手して仁が空手のマネージャーをしている。




「それより蓮司の親父さんは何も言わないのか?」





「別に良いじゃあないか。」




俺の親父は仕事ばかりしていた。そのせいでお袋と喧嘩して二人は離婚した。





「仲直りはしないの?」





「今さら仲良くしてどうするんだよ」




「でも仲良くした方が…」




「黙れ!!もういいんだよあんなやつ」



「ごめん蓮司。言い過ぎた。」



「悪かった。俺も少し暑くなりすぎた。」