「バカモン!後で職員室に来い。」




そんな壇上で言わなくても…




カンペは家に忘れるし、仁にはちょっかいだされるし。





「すんませ~ん降りていいですか。」




それから俺は、自分の席につかず仁と二人で体育館をでた。




「やっちゃったねー蓮司。」




「仁のせいだろう。」




「でもまさか新藤財閥の御曹子があんな事をするとわね~。」






そう俺は、金持ちの息子で昔からよくいじめられた。





でも負けたくなくて空手を始めた。でも、これがなかなかハマって今も空手をしている。





「そうえば仁。お前空手はいる?」




「俺はいいややるより見る方がいいし。だからマネージャーでいいよ。」




「わかった。先生には俺から言っとくわ」