「出席とるぞ~。」



私達は、教室に行き今はホームルームの時間で担任の先生が出席を取り始めた。先生はちょっと若いけど顔が怖い…



「神崎…神崎はいないのか?」




担任の先生がいくら呼んでも返事がない。寝てるのかな?





「まったく。入学式で遅刻とは…。本当に学年一位かよ?」




えっ!そうなんだ学年一位の人と一緒なんだ。どんな人なんだろうな~?




「この後生徒全員は、体育館に行くように。」





先生が体育館に行くように指示をしたのでホームルームが終わり私と繭と二人で一足先に体育館に行った。




さすが私立の学校だけあって体育館は広い。




「繭、体育館広いね~。」



「そうだね。気をつけてね。美咲はかなりの方向音痴だから。」




「私、方向音痴じゃあないもん!」