それから次の日もその次の日も仕事の後来てくれた。毎回遠くまでドライブ連れて行ってくれた。友達との遊びの帰りも毎回迎えに来てくれた。お家にもお呼ばれした。本当に広かった。初めて行ったのに
「いつでも来ていいよ」
と言われた。同棲願望が強いらしい。料理も作ってくれた。おいしかった。とても理想の彼氏なのにどーしてもくっついたりしたいと思えれ無い。好きぢゃないのだろぉか。。キスを迫られた。
「ゴメン」
と断った。
「まだはっきし好きにはなれてないみたい。」
悲しい顔をされた。
「待ってるから」
と言われた。私の部屋にあげるのもなぜか嫌だった。
「もー少ししたらね」
と断った。それからも毎晩会った。段々と気づいて来た。彼氏としての条件は完璧だが楽しさが全く無い。おもしろい事が何も無く普通に語り続ける。気づいた途端やっぱり違うと思いはっきし言おうと決意した。いつも通り来た。その日は台風だった。台風の中の海に興味がありドライブに行った。甘く見すぎて居た。傘など色々な物が飛んで来た。海の水も道路まで飛んで来た。とても危険だったのですぐ帰った。その帰り道
「ごめんなさい」
と言った。
「何で?」
と、しつこいくらい聞いて来た。はっきし言ってしまった。正に私達も嵐だった。さよならした。約1ヶ月、毎日ありがとお。