「翔君!」

宇佐木さんは森田の事が好きらしく
入学早々告ったらしい。
もちろん一目惚れでだ。
そしてあっさり振られたと思えば
ベタベタと・・・・・・。

「私は悪くないの!
桜咲さんが悪いの!」

「ナゼですか・・・?」

森田はメガネをかけ直して
宇佐木さんを見つめる。

森田も諦めろって感じだ。

「とにかく莉魔さんに
謝ってあげてください」