「おー、おっきいー」
湯川くんの部屋は十ニ畳くらいあると思われた
机とベッドと本棚以外には殆ど何もなく、整然としていながら何だかかっこいい感じ。
「菜穂に貰ったケーキ、食べようよ」
「あ、うん」
「じゃ、俺お茶淹れてくんね。紅茶でいいよね?」
「全然、大好き」
湯川くんが居なくなり、部屋を見渡した
「何かないのかな〜」
本棚に並んだ本の一冊を手に取ってみた
「石田衣良…」
真面目な本も読むんだ
「ん…??」
もう一冊、手にとって見ると
「桃色夜勤ナース…?」
前言撤回
「菜穂ー砂糖とかレモンとかいるー?」
「わっ」
いきなり入ってきた湯川くんに驚いて思わずほんを落としてしまった
「何みてんの?♪」
湯川くんは本に目をやり、硬直した
「…みた?」
「ばっちり」
「し、しょうがないじゃん!!菜穂が中々そういう風にしてくんないから…///」
湯川くんの部屋は十ニ畳くらいあると思われた
机とベッドと本棚以外には殆ど何もなく、整然としていながら何だかかっこいい感じ。
「菜穂に貰ったケーキ、食べようよ」
「あ、うん」
「じゃ、俺お茶淹れてくんね。紅茶でいいよね?」
「全然、大好き」
湯川くんが居なくなり、部屋を見渡した
「何かないのかな〜」
本棚に並んだ本の一冊を手に取ってみた
「石田衣良…」
真面目な本も読むんだ
「ん…??」
もう一冊、手にとって見ると
「桃色夜勤ナース…?」
前言撤回
「菜穂ー砂糖とかレモンとかいるー?」
「わっ」
いきなり入ってきた湯川くんに驚いて思わずほんを落としてしまった
「何みてんの?♪」
湯川くんは本に目をやり、硬直した
「…みた?」
「ばっちり」
「し、しょうがないじゃん!!菜穂が中々そういう風にしてくんないから…///」