「湯川やるね〜」
蘭ちゃんに全て話してしまった。
「ついに、あのサッカーバカも女に目覚めたかー!」 「蘭ちゃん、声大きいし!しかも何で今の話で何で湯川くんが女に目覚めたか分かるの!!」
「あのねー!普通好きでも何でもない女に「瞳…綺麗だね」なんてクッサイ台詞言わないでしょ!?にぶいな〜!」
牛乳を思いっきり飲み干して手でパックを握り潰す蘭ちゃん。
この子、こういう事しなきゃ美人だしモテるのにな〜「聞いてる!?」
「へ!?」
「だーかーら今度の運動会実行委員やんなよ!」
「やだよ!めんどい!!」
「だって絶対みんなからの推薦で男子枠は湯川になるからね?」
「そ、そうなの?」
「ね?いいでしょ?やんなって!」
「うーん…立候補なんかしたら湯川くん狙いだってバレバレで女子に反感買っちゃわないかな…」