「それで?」

 教会を出て数十分歩いた頃、茶神は呟いた。

 「神の遣いとはいえ、夢見る子供に少々悪戯をさせていただきました」

 茶神の一歩後ろを歩くクラウドがクスリと笑った。

 「それって『Es ist Sie, sündhaft zu sein.Sie haben keine Qualifikationen, das feine Wetter überall über Japan abzugehen』…ですよね?どう言う意味なんですか?」

 「え」

 キースの素朴な質問にクラウドの足が止まる。