それから私は奈美と別れ、 家の近くのバス停で降りた。 もうあの綺麗だった夕日は姿を消し、 西のほうが少し明るいくらいになってしまった。 「あっ!!」 そういえばお母さんに明日は自分で弁当買っといてって言われてたんだ。 お母さんの言葉を思い出し、 急いでコンビニに向かう。