結局は聞いた時に思ったことを吐き出した。
「牧っ、私も牧を支えるから!!
そして、いつか一緒に星見ようよ!
あんなに綺麗なのに見ないなんてもったいないし!
ましてや見ないのが償いなんて思ってない??
愛夏さんは牧に見て欲しかったと思うのに…」
「だまれっ!!」
会話を途中で遮られてしまった。
だまれの一言で。
「お前、何か勘違いしてないか?
俺は見ないのが償いなんて思ってねぇよ。
見たら思い出すから見ないだけなんだよっ!!
だいたいお前、俺の支えになるなんか簡単に言いやがって。
一回話し聞いただけで何調子ついたことぬかしてんだよ!?」
牧の一言一言がストレートに胸に刺さる。
けど言いたいことも分かる。
私、助けたかっただけなのにな…。
でも、それが牧にとってはありがた迷惑だったんだよね。