「暑い―――っ!!」 私はそう言って、 いつものカフェで、 パタパタとパンフレットで顔を扇ぐ。 「もう無理!! 私、北海道でもいこうかなぁ」 「バカ言わないでよ!!」 いつもこうやってつっこんでくれる、 私の大親友の相方 鈴沢 愛莉(すずさわ あいり)。 そして私はボケ担当(?!)の 優木 真里(ゆうき まり)。