あたし達は

他愛もない話をしながら

学校に来た。

グランドの横を通り過ぎ、

下駄箱に行こうとすると

前から

謙吾先輩と美沙が来た。

「おはよ~桃♪」

『おはよ~美沙★』

美沙の隣にいた

謙吾先輩が口を開いた。

「あれ?桃ちゃん彼氏いたんだ?」

『はぃ・・・。』

「てっきり、桃ちゃんと臣はーバシッ痛てぇ!」

へ・・・?

「余計な事言わなくていいの!」

「すんません・・・。」

謙吾先輩かわいそぅ・・・。