サッカー部の横を通り過ぎる時

一瞬臣と目が合ったような

気がするけど

気のせいだよね・・・?

臣はあたしの事なんて

何とも思ってないんだから・・・。


「桃って昔サッカー上手かったよな?」

『うん いっつも蓮達と遊んでたから、男の子の遊びは得意なんだぁ♪』

「そっか・・・。」

『うん・・・。』

てか、あたし何で

話終わらせてるんだよ!

やっぱり

ちょっと気まずいなぁ・・・。


はぁ~

あたし達の家はここから

すごく近いから

あっという間に

家の前まで着いてしまった。