『まだ、気持ちの整理がつかなくて・・・』

「花火大会の日何があったの・・・?」

『え・・・』

「勇太郎も話そうとしないし・・・」

『臣と泉美ちゃん付き合ってるんだって・・・グスッ』

やばぃ・・・

また涙が出てきちゃった・・・。

美沙はそんなあたしを

優しく抱きしめて

背中を擦ってくれていた。

「つらいよね・・・?そんなにすぐに忘れられるわけないじゃんね・・・?ごめんね・・・?」

『ううん 美沙には感謝してる・・・』

「そろそろ戻ろっか・・・?」

『うん・・・。』

次の日~

今日は学活で

席替えをすると言っていた。

美沙の近くだったらいいなぁ・・・。