背もあたしより

高い・・・。

「どこの出店行きたい?」

あたしは

ハッと我に返った。

『えっと・・・わたあめ食べたいです・・・。』

「りょうかい♪」

柏木くんは

ニコッと笑った。

『え・・・』

柏木くんは

あたしの手を

握ってきた・・・。

「手繋ぐのいや・・・?はぐれるといけないし・・・。」

『あっいやっ大丈夫です・・・。』

「そっか♪よかった♪じゃ行こう♪」

『はぃ・・・。』