すると

ガラガラ~

ドアが開いたので

あたしは

寝たフリをした。

足音があたしの寝ている

ベッドに近づいてくる。

足音はあたしの

ベッドの前に止まり、

シャーーーー

カーテンが開けられた。

「桃・・・」

え・・・?


この声・・・


間違えない。

間違えるはずない。


だって・・・




あたしの



好きな人の声だもん・・・。