「ねぇ、ナミ知ってる?…
人は亡くなったらお星様になるんだよ」



「お星様??」



「そう。あの星になるの」



湘兄ちゃんはそう言って一番星を
ゆびさした。



「じゃあ!!となりの小さいお星様は
あたしだね!!」



「うん。そうだね…」



湘兄ちゃんはどこか悲しげな顔をした。



ごめんね…


この頃のあたしは幼いくて
わかっちゃいなかったんだ。。
湘兄ちゃんの気持ちなんて……





何にも。