「おい、慎。しっかりしろ。大丈夫か?」 

貴史が声をかけた


「あっあぁ。いってぇー。」

慎の頭の中はまだぐるぐる回っている。


「ここは?」

まだ状況が分かっていない慎は貴史に聞いた。


「おまえ気ぃ失ってたぞ。」


(気付いたときは保健室、何でこんなとこに。)

慎はそう思った。