「いや、別に何でもないよっ☆」


ニコニコしながら話すから、何の事かすごく気になった

疑問は増えるばかりだけど、今聞いても教えてくれなさそうだから、聞かないことにした


そんなやり取りをしていると、中嶋君のことを忘れていることに気がついた


我ながら酷いと思う...


...が、中嶋君はさっきと同じ状態のまま止まっていた



「な、中嶋君...?」


心配になって声を掛けてみるが、全く反応がない


「千尋、どうしよう...。
中嶋君が止まったまま、動かないよっ;;」


「あぁ~...。ほっといていいよ。」


「えっ!? いいの!?」


「大丈夫! そのうち戻るから。」



...っと、いきなり中嶋君が動きだした