『もう~、美桜ったら。からかいすぎなのよ。別にそんなんじゃないのに。』

私が一人でぶつぶつ文句を言っていると隣の席の人が席に座った。

隣の席なんだから仲良くしなきゃね!と思った私は緊張しながらも思いきって声をかけようと隣を見た。

しかし見た瞬間に私はびっくりして固まってしまった。

隣の席に座った人物がついさっき自分がみとれていた、あのイケメン君だったからだ。

すると視線を感じたのか彼がこっちを見て目が合ってしまった。