動けなかった。

涙が溢れて。



「みく、待たせてごめん」



そっと囁いて

キスをした――




ライト

プレゼントが嬉しかったんじゃないの。

毎年あたしのために

用意してくれた

あなたの気持ちが

嬉しかったんだよ――



「ありがとう……」