――――――……



「みく、ちょっと」


ライトに案内されるまま渡り廊下を歩いた。

懐かしい。
少し古びてしまったけど変わらない。

R&M――


「開けて」


寝室のドア。
あたしは勢いよく開いた。


「何……これ」


ベッドの上。
無数に、ラッピングされた箱。



「Happybirthdayみく」