俺の横でみくが寝ている

帰ってきてくれたのか――


「みく」


そっと囁いて

キスをする


足りない

みく――


甘い表情も

その声も

仕草も


俺のものにしたい

2度と離れないよう


みくの手は小さくて

真っ赤な唇も――